国が大体的に推し進めているコオロギ食ですが、明らかにおかしいと人が増えたためか、不買運動などが広まってきているようです。
中でもコオロギパンなどを発売しているPasocoが顕著で、コオロギが入っていない食パンすらも買ってもらえなくなってきています。食パンと言っても、実際に何を入れられているかわかりませんからね。
コオロギは、漢方では微毒で妊婦には禁忌とされています。妊婦に禁忌ということは、何か生殖器系に影響があるのだと考えられます。微毒で生殖器系に悪影響を与える可能性のあるものを、徳島では学校給食で出しているそうです(情報を知った一部の人たちから、学校に電話でクレームが入れられているみたいですね)。
そもそもなぜコオロギを勧めるのか主張を整理すると、人口が増え食物が取れなくなってくると、人類のタンパク質摂取量が減ってしまうため、それに対処する方法としてコオロギを食べるのだそうです。
しかしそれなら、コオロギでなくて昆虫食(イナゴは昔から食べられている)で良いわけですし、タンパク質であるなら昆虫食でなくてもたくさんあります。人類の健康を思うなら、なぜコオロギに限定するのか理解に苦しみます。
毎日のように生乳を捨てるのであれば、ホエイプロテインに変えて販売するなど考えられるはずです。そして牛を殺せば助成金を与えるというのは、相当おかしな考えであります。
助成金といえば、コオロギの事業を始めると助成金がもらえるのだそうです。牛を削減させてコオロギの事業に助成金を出す、一体何を考えているのでしょうか。ほんとに。
これではコオロギを食べさせることを目的としているとしか思えません。
こういったおかしなことに気づいた場合は、コオロギを使った製品を一切買わない不買運動をするのが一番でしょう。実際、先ほど書いたPascoはもちろんのこと、無印などに対しても徐々に不買運動が始まってきています。
消費者の健康を蔑ろにして利益を得ようと考えているわけですから、当たり前のことですね。
今後はコオロギ食に参入するかしないかが、企業の倫理観のリトマス試験紙になってくると思います。人の健康の犠牲の上に利益が成り立っている企業からは、距離を置くのが無難でしょうね。