CBDC(中央銀行デジタル通貨)を説明する前に、なぜマイナンバーカードが危険かについて。
マイナンバーカードの規約の第11条に『本システムから、外部の口座確認サービスを通じて金融機関に対して当該口座情報を照会することについて同意したものとみなします。』とあります。
照会するだけならいいじゃないかと思われるかもしれませんが、政府が勝手に個人資産額を調べることができてしまいますし、マイナ規約自体も勝手に変えられること、そして改憲によって憲法自体が変わってしまえば、口座凍結等も行えるようになってくるかもしれません。
口座凍結なんて起こるわけないと思われる方もいらっしゃるでしょうけど、実際にカナダではデモに参加した人たちの口座凍結が行われています。
マイナンバーで口座と紐付けし法律を変えてしまえば、後は簡単に政府に対して反抗的な人たちのマネーフローを止めることができてしまうのです。これは言論や思想の自由を奪い、人権を侵害する行為だと言えるのではないでしょうか。
作った方は早急に返納することをお勧めします。
ベーシックインカムとは国が生活費などの一定額を、定期的に全国民に配布する制度のことです。要は生活保護を一部の人ではなく全員に配ろうということです。
これだけ聞くと良いことのように思えますが、マイナンバーカードと結びつけられると危険なのです。
例えばあなたが仕事をしていなくて、ベーシックインカムの受給に頼って生活しているとします。
何も問題なく過ごせていれば良いですが、またコロナのようにウイルスが流行った(流行らされた)とします。
ある理由があってワクチンを国民に打たせたい政府が何を考えるのかというと、「ワクチンを打たないとベーシックインカムを給付しません」という宣言をするでしょう。この時にマイナンバーカードと紐付けられていると、あなたがワクチンを打った回数が何回であるのかが簡単にわかってしまいます。
あなたがワクチンの害に気づいていてそれを主張しても、「ワクチンを打たない人には一切給付しません」と言い、国民を強制的に接種へと向かわせるのです。
これも現在の日本においては夢物語に聞こえてしまうでしょうが、ブラジルではワクチン接種をしないとベーシックインカムを受給できないようになっています。
中国では始まってきているようですが、ソーシャルクレジットシステムも危険です。
これは人々をポイントによって管理するシステムのことです。要するにいいことをすればポイントが上がり、悪いことをすれば信用が下がって、公共のサービス等が利用できなくなる制度です。
自分は悪いことをしていないから大丈夫と思っている人が多いみたいですけど、国に対して反対の意見を述べたり、動画やブログをアップしたりするだけで、一気にポイントが下がってしまいまともな生活ができなくなる可能性があります(最近のことで言えば、コオロギを食べていないとポイントが下がるなんてこともあるかもしれませんね)。
では動画やブログをアップしなければ良いのではと思われるでしょうが、普段話している内容もパソコンやスマホから吸い取られ、そこから信用度が変わってしまうことも考えられます。
そんなことができるわけないと思ってても、着々とそういうシステムが出来上がっています。僕は以前に女性と酵素風呂の話をしていたことがあったのですが、その日のYouTubeのおすすめに酵素風呂の動画が上がっていたことがありました。ツイッター上では似たようなことを経験されている方が結構おられるみたいです。
そういうシステムがあるのですから、マイナンバーカードとスマホやパソコンを結びつけ、そこから情報を吸い上げ国に対して批判的であるかないかを判断するのは、不可能ではないと言えるでしょう。
憲法第9条の改正草案で『内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持する』とあります。
軍隊を持つことの理由は他国と戦うためであると思っている方が多いと思いますが、実際には国民に対しての暴力として使われることを想定しなければなりません。
そんなことはないと思われる方のために第18条を見てみましょう。現行憲法では『何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。』とあります。そこから改正草案では『何人も、社会的又は経済的関係において身体を拘束されない。』に変わっています。
これは何かと言いますと、政治的又は軍事的には身体を拘束できてしまうのです。
政府の指示に従わない人たちを犯罪者として扱い、日本の軍隊を使って政治的又は軍事的に拘束や拷問を行うことが可能になります。
そして危険な98条もみてみましょう。新設された98条にはこう書かれています。
『内閣総理大臣は、法律で定める緊急事態において、閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる。』
『緊急事態の宣言が発せられたときは、内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することができる。』
『何人も、当該宣言に係る事態において国その他公の機関の指示に従わなければならない。』
またパンデミックが起こされた場合、総理大臣は勝手に緊急事態宣言を出して、国会を通さずに勝手に内閣で法律と同一の効力を有する政令を出せるのです。これはヒトラーがやっていたことと変わりありません。
ワクチンを何がなんでも打たせたい時は、緊急事態宣言を出して内閣で『ワクチン強制』の政令を出してしまえば、何人も国その他公の機関の指示に従わなければならなくなります。そして従わない国民たちを軍隊によって政治的又は軍事的に拘束できてしまうのです。
CBDCとは中央銀行デジタル通貨のことで、クラウス・シュワブらがWEF(世界経済フォーラム)で唱え、実現させようとしているものです。要は世界共通のデジタル通貨を発行して、それを全世界の人たちに使用してもらうというものです。
これは大変危険で、一部のエリートがその他の市民を支配する中央集権型で共産主義の形を取り、僕らの自由が一気になくなります。ジョージ・オーウェルの『1984年』の世界と考えていただくとわかりやすいでしょう。
なぜ危険かは上記のことを読めばわかります。なぜなら全て(マイナンバーカード・ベーシックインカム・改憲)が実現された上にCBDCのシステムが運営されるからです。
現在の日本は明らかに経済が悪くさせられています。これはMMTを学べばすぐに理解できることです。ではなぜ経済が悪くさせられているかというと、お金で動く人間を作りたいからだと考えられます。マイナンバーカードを作らせるためにポイントがついているのを見ればわかりますね。
もちろんポイントで釣りたいからだけではなくて、ベーシックインカムへ移行するからだと思うのです。
人々の生活が困窮していくにつれて、ベーシックインカムへ要求が高まり、マイナンバーカードと結びつけて配布されます。
人々がデジタル通貨でやり取りすることに慣れてきたところで、何か問題が起こりCBDCへの期待が高まります。
そこから一気に実現化への流れが起こってくるのではないかと思っています。
彼らは共産主義者なので、おそらく資本主義の崩壊みたいなことを起こして、「もう資本主義は限界だよ、共産主義の方がいいよ」と人々の意識を共産主義の方へ向けるように仕向けるでしょう。
もう一度言いますと、CBDCは超危険です。なぜならお金によってコントロールされてしまうからです。
デジタル通貨なので、ポイントカードにある『来月までに使わないとポイント失効』ような感じにして、貯蓄ができないようにすることもできてしまいます。そうするとマネーフローが止められてしまうと、一気に困窮してしまうので、口座凍結や支給額を簡単に変更できる政府に対して、逆らうことが難しくなってしまうのです。
こうなってしまうと、学生がお小遣いをもらう前に両親に気を使わないといけない以上に、専業主婦がお金のために離婚できない以上に、テレビ番組がスポンサーの悪口を絶対に言えない以上に、お金にコントロールされてしまう世の中になってしまいます。
僕ら一般市民にできることは何でしょうか。まずCBDCへの実現化の芽を摘むために、マイナンバーを作らないこと、作ってしまった方は返納することではないでしょうか。
マイナンバーの返納は区役所に届ければすぐにできます。紐付けした口座の情報などを解除してからアンインストールして、返納してしまいましょう。
そして国家権力の増大にあたる憲法改正に対して反対することです。そもそも憲法とは国家権力が暴走しないためのもの、国家を縛るための法律であるのに、国民を縛るようなものに改正しようとするのは明らかにおかしいと言えます。
CBDCが実現化してからではそのシステムを変更するのは容易ではありません。必ずその前に悪の芽を摘まなければならないのです。