ゴールデンウィークが明け、約3週間ぶりにマンチカンズに行ってきました。
事前にオーナーから話は聞いていたのですが、マルチーズのメルは里親に出されてしまったそうです。さらに前回の来店時にポメラニアンの店長も里親に出されていたので、ここ最近で仲の良かった2匹子たちとのお別れになってしまいました。メルは新しい家族では『おもち』君となって迎えられているということでした。
というわけでマンチカンズは、パグのイギー・黒パグのパグ吉・ポメラニアンの子犬2匹となりました。
イギーは宿敵(?)のメルがいなくなったからか、僕の膝にまた乗ってくるようになりました。しかし落ち着いていると子犬たちが構ってほしいとやってきて、その相手に忙しくリラックスする暇がないようでした。
犬エリアで座っていると、ほとんど毎回猫たちがやってきて僕に甘えてきます。今日はキキちゃんと呼ばれている子がやってきて、イギーたちと同じ様に膝の上に乗って子猫みたいに甘えていました(この子が甘えてくるのは珍しいそうです)。
今日は人が少なかったので延長しようと思っていると、オーナーから「犬たちの散歩に行かないか?」と言われました。いつもは夕方に行くそうですが、今日は雨予報が出ているので早めに連れて行くのだそうです。
お昼までまだ時間があることから、散歩に行くことにしました。
オーナーは店に残るということで、僕と女性スタッフ2名の3人で、犬4匹の散歩をすることになりました。僕はイギー担当です。
イギーは店の中にいるとそんなに動く方ではありません。しかし散歩になると、ぐんぐん前に引っ張って行ってしまうほどスタミナがあることが判明しました。
他の3匹の子は、まだ子犬も子犬といったところで躾もまだちゃんとされていません。なのであっちこっち(イギーのハーネスの紐やお互いの体)噛み付くわ、わんわん吠えるわ、急に地べたにペタンと横になってしまうわで大忙しです。
イギーの方は子犬たちと比べるとまだマシですが、バイクに吠えてしまったり、鳩を捕まえようと駆け出そうとしたり、こちらもまだまだ子犬感覚が抜け切らないようでした。
散歩ルートはいつも決まっているわけではないそうですので、今日は小町通りを抜けて鶴岡八幡宮のあたりまで行きました。
この辺の人達は犬好きの方が多いらしく、通りすぎるたびに「かわいいわね」などと声をかけられています。
砂利道を歩いて境内の手前まで行き、そこから少し戻って池の方まで行くことに。
池の前では鳩がたくさん休んでいました。するとイギーは狩猟犬(?)の血が騒いだのか(部屋では、ぽてっとしているのに)急に駆け寄ろうとします。すると案の定鳩は皆飛んで行ってしまいました。こういう風に、捕まえるのはほぼ不可能であるのに向かって行ってしまうのは、どういう理由によるものなのか、できることなら一度は聞いてみたいものです。
池には鯉が泳いでいます。観光客に餌をもらっているからか、皆肥えています。犬たちは鯉には全くといっていいほど興味はないようで、地面の匂いをクンクンと嗅いでいました。
全く手が届きそうにない鳩を夢中で追いかけようとするのに、手を伸ばせば届きそうな鯉には、何のアクションも起こそうとしないパグというのはとても面白いものです。
しばらくしてから池を後にし、帰途に着くことに。イギー以外の子たちは皆ちょっと疲れてしまっているのか、途中で何度も何度も地面に横になってしまうのでした。