ネガティブな感情と思考が体に悪影響を与えることは、様々な分野で徐々に知られるようになってきています。
僕はこのことについて色々と語りたいことがありますが、わかりやすいことを一つ語るとすると「ネガティブな感情と思考はエネルギーを消費する」ということです。
僕らは毎日眠っている最中に、1日分のエネルギーを受け取っています。健康な人であれば無駄使いせずに溜まっていくか、1日分を使い切ってゼロになるイメージです。
ところがネガティブな感情と思考にまみれていると、給料を受け取ったばかりのギャンブラーがすぐにお金を使ってしまうように、エネルギーをじゃんじゃんと浪費しまうのです。エネルギーはあっという間になくなってしまって、あまり動けなくなるか他者やペットから奪うようになります。
泣いた後や激怒した後はやたらぐったりしてしまうと言いますが、これらもエネルギーを浪費させる行為です。
「別にエネルギーなんて何に使ったっていいじゃん」と思う方もいるでしょう。しかし建設的なことに使わなければ人生がどんどんと悪くなっていく一方ですし、病気の治療中であれば回復に使う分のエネルギーがなくなってしまうことになります。
それを聞いて「確かにそうかもしれませんが、世の中はネカティブでおかしいことばかりです。景気は悪いし、コロナはまだまだ蔓延しているし、ウクライナで戦争は始まってしまっているし、キムタクのハンバーガの持ち方は明かに変だし、そう簡単にポジティブでいられません」という方もおられるでしょう。確かに世の中は悪いことが多いような気がしますが、それでも健康と幸せになるためには、ネガティブなことよりもポジティブなことに目を向けていかなければいけないのです。
これは当たり前のことで、いくつか本を読めばこういったことを書いている人はたくさんいます。しかしなぜ僕がこれをわざわざブログに書くのかというと、これがやはりとても重要なことだからです。
僕はネガティブ感情と思考にまみれていて、健康で幸せな人を見たことがありません。
もし逆にネガティブでどんどんと健康になるのでしたら、世の中は健康な人だらけです。しかし実際にはそうではありません。医療が発達し新薬が次々と開発されていても、病人は増えるばかりです。
もし自分自身がネガティブだと思う人、または人からそう言われた人は、いきなりではなくていいので少しずつ、感謝すること・楽しく過ごすこと・調和することなどを意識して見てください。
逆に明らかにネガティブな行事や人から離れるということでも、マイナスが減る分同じ効果が得られます。
どんなやり方でもいいので、ポジティブを増やしてネガティブを減らしてください。それがエネルギーの浪費を防いで、健康の資産を築いていくでしょう。