今回はタントリズムヒーリングと、整体・催眠・気功・セラピーでは、そもそもの構造が違うというお話をします。
以前にブログで、整体やボディケアの方、催眠をやっている方は、うまくタントラのセッションができないことがあるとお伝えしました。
そこでは整体の方はどうしても肉体的な刺激に頼ってしまい、催眠ではコントロールしようとする意識がノイズになると書いています。
それをもう少し抽象度を上げて構造という観点から見直すと、どちらも「する側」と「される側」に分かれるのが理解できるでしょう。
テクニックを持ったものが、何らかの変化を起こすために、それを使って受け手に施術する、ということです。
再現性のあるテクニックを使って、良い効果を出そうとします。
これは気功やセラピーでも同様です。
一方、タントラではどうでしょうか。
タントラは呼吸法や一連の流れがありますが、深くなればなるほど何かを起こそうという意思はなくなります。
テクニックを使って受け手に良い効果をもたらそうというのではなく、ただ深い意識を保ったまま自分自身であるという状態になります。
そこでは施術者と受け手という関係性ではなく、自分自身であるという二人が関係性を持つという感覚です。
心の深度を保ったまま交流を続けると、変化が起きてしまうという流れです。
ここで重要なのが、受け手の方も自分自身であるという状態が必要なことです。
以前にブログで、気配りができる女性はオーガズムになりにくいと書いた通り、自分の状態ではなく外に意識が向いていると変化が起きにくいのです。
受け手の方も、自分自身であるという状態になって初めて変化が起こる条件が整います。
いいセッションは、自分自身である二人が共鳴して深い交流が起こるという感覚になります。
タントラとそれ以外の施術では、構造が全く違うのがおわかりいただけたかと思います。
タントラでは状態(Be)で起きてしまうもの、それ以外の施術ではテクニック(Do)で起こすもの。
これはどちらが良い悪いではなく、シンプルに構造が違うだけです。
ですので、上記の施術をされている方がタントラを行う際は、その構造の違いを受け入れるのに少し時間がかかるかもしれません。
うまくいかないのは才能というよりも、構造を学び直す必要性があるからです。