黒ひげ危機一発というゲームがあります。
黒髭の海賊が樽の中に入っていて、樽に剣を一人ずつ刺していき、飛び出すと負けというゲームです。
元々は飛び出させた人が勝ちだったのだそうですが、いつの間にか逆になっていたそうです。
このゲームを見ていて思うのが、自分の才能を見つけるときに似ているということです。
樽に一本ずつ剣を刺していくのを新しいことへの挑戦、黒髭が飛び出すのが才能の発見、と考えます。
ある人は人生の序盤でうまく剣が刺さり黒髭が勢いよく飛び出します。特にスポーツ選手や音楽関係の人に多いでしょう。イチローは小学校の文集で将来のことを書いていたというくらいですから。
しかしほとんどの人はそう簡単には黒髭が飛び出しません。
そうこうしている内に社会人となり、樽に刺すはずの剣がだいぶ余ったまま人生を過ごしていくことになります。そしてそのまま人生の幕を閉じてしまうのです。
こうならないためにも、まだ黒髭が飛び出していない方はもう一度、剣を刺していかなくてはいけません。
資本主義社会ではお金が稼げるもの=才能と定義されてしまいがちですが、そこに拘らなくてもいいのです。
競争意識は持たなくていいので、人よりもうまくできること、簡単にできること、なぜか長期間続いていること、などに自分の能力は眠っています。
あとは3人以上の人に褒められたことを思い出してみるのも良いでしょう。