そういえば、モーターレースを生で見たことがなかったということでエアレースを観戦してきました。ほんと単純な理由です。決勝は混むと思い、予選だけ参加しました。
<会場までのアクセス> 海浜幕張駅から徒歩15分です。実際に歩くと、地図で見たときより距離がある感じがしました。
<パンフレットをもらっておこう> 駅でエアレースのパンフレットを配っているのでもらいましょう。出場選手やコースなどが載っています。
<荷物チェックについて> あると言われていたのですが、荷物チェックはありませんでした。スタッフが「レジャーシートの持ち込みはお断りです」と言っていましたが、思いっきりみんな持ち込んでいます。しかし、それについては何も言われませんでした。
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カメラマンエリアについて> カメラマンエリアは指定席がない砂浜のエリアです。唯一、カメラの三脚を使うことができ、思う存分に撮影することができます。みなさんカメラマンということで立派な機材を使っていました。スマホで撮っている人もいましたが、ベジータとナッパが来た時のヤムチャのような戦力の差を感じました。ちなみ僕は肉眼というカメラを使っています。
<カメラマンエリアの混雑度> スタートエリアに比べて混雑度は少ないです。海に近い前の列は比較的埋まっていますが、後ろの方は開場から90分遅れで入場してもまだまだ余裕がありました。
<カメラマンエリアの人とマナー> 95%がカメラマンです。撮り鉄のようなマナーの悪い人はおらず、静かに撮影している人ばかりです。シャッター音とスピーカーからの実況だけが聞こえます。
<エンジン音はうるさいか> エンジン音は前を横切るときに少しうるさくなる程度で、耳を塞ぐほどうるさくなることはありませんでした。
<持っていった方が良いもの> 砂の上での観戦なので、レジャーシートはあった方がいいです。今回失敗したのがレジャーシートが小さすぎたことです。一人で行くからと一人用のものを持って行くと残念な結果になります。二人用のがちょうど良いサイズです。もし、ゆったりと見たい場合はキャンプ用の椅子があると便利です。スタートエリアの前側で観戦する場合は、石の階段上に座るためクッションが必需品です。
今回曇りであまり活躍しませんでしたが、帽子などの日よけグッズがあるといいでしょう。日傘は隣の人の邪魔になる場合があるので、あまりお勧めできません。快晴の場合はサングラスがあった方がいいです。ほんと眩しいので。晴れると気温が高くなるのでその対策グッズも必要ですね。雨の場合はレインコートを持っていきましょう。
あとは水と食べ物ですね。持ち物チェックはされなかったのでいっぱい持っていけばよかったかな。
<観戦スタイル> カメラマンエリアは基本ずっと立ちっぱなしで撮影している人が多いです。僕は途中で座って休んだりしていました。ちなみに座っても飛行機は見えます。スタートエリアの人は石の階段ゾーンの人は座りっぱなしの人が多いようでした。それより上の芝生ゾーンではレジャーシートを敷いて寝てる人もいて自由気ままなスタイルで観戦(観寝❓)しています。
<最適な服装は> 曇りでも紫外線対策として長袖を着た方がいいと思います。ただ暑いので脱いだり着たりできる服装が良いです。靴は砂が入っても良いものにしましょう。
<休憩について> 休憩はテストフライ終了後など所々あります。ずっと起きていると16時からの予選に疲れてしまうので、昼寝したりする方がいいです。僕も寝ました。
<売店について> お祭りの屋台のような感じで食べ物を売っています。基本的にお祭りの時と同じものが売っていると考えてください。そして高いです。水も高いです。500mlで300円します。僕は途中でお腹が空いたので焼きそば(600円)を食べました。味は普通です。びっくりするぐらい普通です。
<トイレについて> トイレはカメラマンエリアから徒歩5分かかります。割と遠いです。簡易式トイレ(男女別)がずらっと並んでおり、待たされることはありませんでした(女子トイレについてはわかりません)。特に汚いということはありません。出た所に手を洗う水道もありました。
<レースとルールについて> エアレースはF1などのモーターレースと違い、一機ずつ飛びます。レーストラックのスタートからゴールするまでのタイムを競いますが、ただ速ければ良いというわけではなく、様々なペナルティがあります。ペナルティをおかすとレースのタイムに数秒加算されます。いくつかのペナルティについてご紹介します。
スタート時に時速370kmを越えると+1秒。スモークが出ていない場合+1秒。スモークは機体の動きを見るために必要みたいです。ただ飛行機雲を作っているだけじゃないんです。機体がパイロンに触れると+3秒。パイロンが破れると修復隊が船で駆けつけ2分ほどで直します。ゲート(パイロンとパイロンの間)通過時に機体が水平になっていない場合+2秒。このゲート通過時に一瞬でさっと水平に戻す動きが機敏でかっこいいです。旋回時に最大Gが12Gを超えた場合は失格。これは人体への影響を考えられたルールです。
このようにルールが厳しいために速くゴールしてもペナルティを課される場合が多かったです。
<感想> カメラマンエリアが良くストレスなく観戦できました。飛行機のアクロバットもしっかり観れたし、ほんと複雑なコースとルールで選手は戦っているなと感じました。