男女平等が叫ばれ、女性が社会進出するようになって久しいです。
もちろんそれによって、女性が抑えつけられることなく仕事ができるようになったのは喜ばしいことではありますが、タントラの視点から言うと弊害もあります。
女性が男性性エネルギーをバンバン使って生きていると、タントラ中に本来出さなければならない女性性がほとんど発揮できなくなってしまい、男女の交流がうまくいかないのです。
話している最中は溌剌としていても、声出しの呼吸でほとんど声を出せなかったり、子宮が動きにくかったりします。
軽くフェザータッチをしてもあまり気持ちよさを感じないか、感じていてもそれをうまく表現できないこともあります。
強くなるということは、ある種鈍感になっていくということでもあるので、女性が強さを求めていくと、本来備わっている感受性がなおざりにされてしまい、感受性を多分に発揮しなければならないタントラで効果を感じにくくなってしまうのでしょう。
強い女性に自分の意思で憧れて、それに近づく分には構わないと思いますが、そうでない方は一度、なぜ男性性が強くなってしまったのかを考えてみるのが良いかもしれません。