真夏に生まれたためか、暑い夏が結構好きです。
外で死ぬほど汗だくになり、蝉の声を聞き、麦茶を飲み、家に帰ってから冷房の効いた部屋で4コマ漫画の『かりあげくん』を読むのが(コボちゃんでもいいけど)、夏の初めのルーティーンになっています。
夏に飲む麦茶の美味しさに気づいたのは、酷暑の夏にチラシ配りの仕事をしていたときです。
二俣川駅から歩いて15分ほどのところの地域でチラシを配っていました。
そこの地域は夏の太陽を遮るものはなく、直射日光がふんだんに照りつけ、間違って土からアスファルトに出てしまったミミズたちを1分もたたないうちに、カラカラにしてしまうほどでした。
そんな酷暑の中、チラシ配りの休憩中に自販機で何気なくなった麦茶がこの上なく美味しかったのです。
それからというもの、夏の期間だけ麦茶を飲むという習慣が出来上がってしまいました。
一応、『かりあげくん』にも触れておこうと思いますが、これは大したことないもので、高校生くらいの時からコンビニでペーパーバックの植田まさしの本を買うようになったのがきっかけで始まってしまった習慣です。
夏になると、父親と一緒に車で3時間半くらいかけて静岡の田牛というところの海に泳ぎに行っていたのですが、その途中のコンビニでおにぎりと一緒に買ってもらっていたのがおそらく最初で、そこから毎年夏になると買っては読んでを繰り返し、今に至ります。
冷静になって考えてみるとなんだか変な夏の習慣ですが、別に悪習でもないので、これから先も続くんだろうと思っています。