よく気功師の人が「氣」という漢字を使うことがあります。あまりエネルギーがわからない方は、なんでわざわざ画数が多いめんどくさい方の漢字を使うのだろうと思われるでしょう。
実はこれには意味があるのです。普段使うこっちの「気」よりこちらの「氣」の方が文字にパワーがあるのです。
パワーがあるとか言われても全くわかんないよという方には、文字の説明をいたします。
「気」という漢字は〆るという文字が使われています。〆るは留めるといった意味があり、本来循環していなければならないエネルギーを表す「気」という文字には相応しくありません。
「氣」はどうでしょうか。こちらは米という感じが使われています。米の漢字を見ると全方向に放射している方に見えます。先ほどの〆るとは真逆でエネルギーを放出して循環させているようです。
実際に二つの漢字をじっと見てみると、「氣」の方が暖かさというか広がる感じが掴めると思います。
逆に「気」の方は動かない感じとか、ぎゅっと圧縮されているようなものを感じると思います。
元々日本人は「氣」の方を使っていましたが、GHQの言論統制により「気」の漢字を使わせられるようになったと言われています。GHQは日本が二度とアメリカに逆らえないようにするのが目的でした。そのGHQが日本人の力を弱めるために「氣」を「気」に変えたとするならば、当時の人たちは漢字にはエネルギーがあったということを知っていたということになります。特に意味がなければわざわざ変える必要がないですからね。
といったことから元々我々が持っていたパワーを引き出すためには、本来のエネルギーの状態を表す「氣」を使う方が良さそうです。しかしいきなりこういった漢字を使い始めると怪しまれるかもしれませんが。使える場面で使って徐々に浸透させていきたいですね。