もうすぐW杯です。その期間だけはサッカーを観戦する方も多いと思いますので、今回はオフサイドの説明をしていきます。
<オフサイドとは> オフサイドはゴール前でボールを待ち伏せするのを防ぐルールです。動いたり走ったりせずに、ゴール前で待ち伏せする選手が多ければ多いほど、試合内容はつまらないものになってしまいます。
オフサイドのルールがなければメッシ選手のドリブルやシュートを見ることができなかったかもしれません。それほど現代サッカーでは重要なルールなのです。このルールを理解することでよりサッカーを理解することができますよ。
<オフサイドの基本的なルール> それではオフサイドの説明に入ります。下図をご覧ください。◯と●が攻め側、DF(ディフェンダー)とGK(ゴールキーパー)が守り側です。◯が●にパスを出します。その時にオフサイドポジションでボールを待ち伏せして受け取ってしまうとオフサイドになります。オフサイドポジションとはGKとその次にゴールに近いDFの間のことです。このゴールに1番近いDFをオフサイドラインと呼びます。このオフサイドラインは試合中に常に動くことになります。
--------------------------------------------------GK-----------------
オフサイドポジション↑
↓ ●(ここで待ち伏せ)
-----------------------------------DF------------------------------------------(オフサイドライン)
↗
◯
<オフサイドにならない時> 次にオフサイドにならない時を説明します。◯と●の2人はオフサイドポジションにいません。◯がオフサイドポジションにボールを蹴りました。●はボールをめがけて走り、オフサイドポジションで受け取りました。この場合はオフサイドになりません。オフサイドになる時との違いは、待ち伏せているかどうかです。●が最初からオフサイドポジションにいる場合はオフサイドになります。◯がボールを蹴った瞬間に●がオフサイドポジションに入っていなければオフサイドになりません。
--------------------------------------------------GK-----------------
オフサイドポジション↑
↓ ●(パスを受け取った時)
-----------------------------------DF------------------------------------------(オフサイドライン)
↗ ↑走る
◯ ●(◯がパスを出した時)
<オフサイドを取られたら> オフサイドを取られたら間接フリーキックになります。
オフサイドについての簡単な説明でしたがいかがでしょうか。オフサイドには他にも色々な条件があり多少複雑なのですが、基本のルールを覚えておけばサッカーを楽しめると思います。