『弱いメンタルに劇的に効くアスリートの言葉』という本の中に、「10年近く感謝を習慣付けしていくと意志力を司る前頭前野の厚みが0,1ミリ増えるとされています。これは1年に換算すると1000万個の脳細胞が増えることになるというのです。」と記されていました。
前頭前野は人間が人間らしくあるために必要な脳の部位で、思考や意思、創造性やIQなどに関わっています。
感謝の習慣を持つと、この部位が活性化し脳細胞が増えるのは面白い現象ですね。
僕は以前からネガティブなことは受動的(いやでも降りかかってくる)で、ポジティブなことは能動的(自分で見つける必要がある)だと思っていましたので、感謝というポジティブな感情が意思(能動性)に関わる部位を活性化させることがスッと腑に落ちました。
感謝というのはボーッとして湧いてくる感情なのではなく、自分で気づくことで得られる感情なのでしょう。
ということで、これから感謝することがおそらくマイブームとなり、今まで以上に拍車がかかってしまうかもしれません。僕はこの本を読む前から、なぜだかよくわからないですけど小さいことに感謝をする習慣があって、パソコンの電源をつけてありがとう(今日も使えることに)、お弁当の明太子が美味しくてありがとう、シャワーの温度がちょうど良くてありがとう、ズッキーニが安く売られていてありがとう(買わないけど)、と思ったり言ったりしていたのです。
でもまだ10年は続いていないですし、前頭前野が発達しすぎて飛び出してくる心配はなさそうなので、気長に続けてみようと思っています。
あっそうそう、この記事でブログが1000記事になりました。短いものから長いもの、くだらない記事からまぁそこそこなものまで、いつも読んでいただいてありがとうございます(もちろんここでも感謝)。