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ゴッホ展 響きあう魂ヘレーネとフィンセント ゴッホのエネルギーを感じる

2021/11/05
本日は上野の東京都美術館で開催されている、ゴッホ展に行って参りました。

美術館に行くのは2年ぶりで、記録しているノートによると前回もゴッホ展(上野の森美術館)だったようです。2年前なので、記憶が都合の良い政治家のようにすっぽりと抜けております。

今回はそんな久しぶりにいったゴッホ展について、色々と書き記していきたいと思います。

<開始時間まで上野公園でウロウロする>

天気が良いので家を少し早めに出て、事前予約時間までの時間を上野公園で過ごしました。

上野公園は平日にも関わらず多くの人で賑わっておりました。コロナ禍とは思えないくらい平和な日常です。

少し公園の中に入ると、何だかスピーカでわちゃわちゃ言っている人がいました。どうせ政治的なことをおじさんが言っているんだろうと思っていましたら、少し派手な格好をした大道芸人でした。マイクを使ってショーを行っているようです。観客は割と親子連れが多く、ある程度の人だかりができています。動物園には入れなかった人か、これから入る人達でしょうか。

まだまだ時間があったので近くの神社に入ってみることに。しかし邪気が多いようで喉が苦しくなってしまいました。健康祈願とかなんとかで多くの人の願望を受け付けてしまい、処理できなくなっているのでしょう。上野という立地もあって多くの人が参拝に来るでしょうから、こういったことには気をつけなければなりません。そんなこんなでお参りもせずにすぐ出てしまいました。

神社を出てすぐのところに売店があり、『もんじゃまん』というものが気になってしまったので購入してみました。『もんじゃまん』は、肉まんのもんじゃ焼きバージョンと考えていただけば良いでしょう。250円も払ったので味に期待しましたが、特にこれと言っておいしいというわけでなく、100円は確実に損をしたというむなしさがしばらく残っていました。そもそも、もんじゃってこんな味だったっけ?

時間までしばらくベンチで休んだ後、入場開始5分前に美術館に入るように移動を開始しました。

<オンラインチケットで事前予約>

コロナ禍ということで美術館に入れる人を制限するため、オンラインチケットを事前に購入しての入場です。入場の際にスマホか印刷した紙のQRコードを係の人に見せてピッとやってもらいます。

オンラインチケットは便利は便利なのですが、チケットの半券を集めている僕としては何だか寂しい感じがします。半券は小さいファイルに入れておいて、美術館に行った分だけ段々とたまっていくのが好きなのです。行ったもの全ては覚えていませんが(上記の通り)、そういえばこんな絵を見たなぁと半券を見ながら思い出す機会が減るのは残念でなりません。

<麦わら帽子のある静物>

美術館へ行くと、全ての絵を順番通りに均等の時間で見る方が多いと思いますが、僕の場合は目的の絵を数枚決めておいて、なるべくその絵を集中的に見るようにしています。今回もそのスタイルを貫き、前半で疲れないように対策していきました。

見たい絵は中盤から後半にかけて展示されているとのことでしたので、序盤は全て飛ばしていきます。

展覧構成の中程になるとオランダ時代の油絵になり、そこに『麦わら帽子のある静物』がありました。この絵はゴッホが油絵に挑戦した初期のもので、力を入れて書いたものなのだそうです。この絵はデッサンのように何気ないものを描いたように思えますが、しかし何か人を惹きつけるものがあります。同じフロアにある他の絵には目もくれず、何度も何度もその絵を観察していました。

<レモンの籠と瓶>

オランダ時代のフロアを去りエスカレーターで上階へ。そこには今回のメインフロアがあります。

そこで一番初めに目に止まったのが『レモンの籠と瓶』です。これも先程の『麦わら帽子のある静物』と同じように、何でもないようなものを描いていますが、これもなぜか目が離せなくなる作品なのです。

この絵も何度も見ては離れ、また空いてきてらサッと近寄って観察を繰り返していました。そこで「あ、そうだエネルギーを感じてみよう」と思って絵に集中してみると、やはり他の絵と比べて発するエネルギーが違うようなのです。どうも温かみがあるエネルギーを放射していて、それが人の心を掴んでいるような気がします。

<種まく人>

『種まく人』も、目を引く作品でした。こちらも『レモンの籠と瓶』と同じく温かみがあるエネルギーで、絵の前に常に人だかりができています。

チャンスがあるときに近づいみると、こんなにも絵の具がボコボコしているのかというほど凹凸があり、これは絵の具で描いているというよりも、絵の具を貼り付けている感覚に近いのではと思いました。

特に地平線のような稲穂のラインと太陽が重なる部分に一番絵の具が貼り付けられており、太陽にも筆のラインが残るくらいかなり勢い良い筆致で描かれていました。これは写真ではなかなか気づけないことです。こういったことは、生で見る楽しみの一つといえるでしょう。

<夜のプロヴァンスの田舎道>

糸杉をメインにしたゴッホの代表作、『夜のプロヴァンスの田舎道』。16年ぶりの来日ということも相まって一際存在感を放っています。

絵の素晴らしさは写真でも十分には伝わると思いますけれど、やはり生で鑑賞する際に気づく(あるいは感じる)ことを大切にしなければなりません。

こちらの絵も遠くから見たりグッと近づいて見たりと繰り返していました。絵画全体のバランスを感じたり、糸杉のアクセントとして使われているエメラルドグリーンに感動したり。どの距離から見ても全く飽きないのです。

同じところにずっといると他の方に悪いので、『レモンの籠と瓶』『種まく人』『夜のプロヴァンスの田舎道』をローテーションでまわっていました。以前にも観た『サン=レミ療養院の庭』には目もくれず、この三つの絵を繰り返し観ていました。ひどく惹かれてしまったのです。

三つの絵は皆同じようなエネルギーをしていました。なぜ色彩が違う絵がこうなるのかと考えてみたところ、ゴッホが力を入れて絵を描いたときの意識状態が絵にのっているのではと考えるに至りました。わかりやすく言えば、絵を描いている喜びや情熱が絵に転写されてそれが放射されているのです。この三つの絵をみると、とても精神を病んでいたとは思えません。この温かみを表現できる人が狂っていたとは考えにくいですね。

<終わりに>

以上がゴッホ展の感想です。僕は絵についての知識があまりないので専門的なことはわかりませんが、ヒーラーとして感じたことを書いてみました。

今回の企画は印象に残る名画が多いので、迷っている方はぜひご覧になってはいかがでしょうか。僕は時間があったらもう一度行って見たいと思っています。

SOLIS HEALING


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