親切な人がYouTubeにライブ配信してくれたおかげで、テレビのない自宅で観戦することができました。感謝。
前日計量でフラフラだったマクドネルが1日で体重を12kg増量、井上との試合体重差は約6kgとなりました。マクドネルの減量法は試合数日前から水分を抜いていく方法で、前日計量後に水分を摂取することで体重を戻していく方法です。試合当日は筋肉を落とさずに戦うことができますが、一時的に脱水症状になるので体調面でリスクがあります。
一方、井上尚弥は階級を上げたことにより減量が楽になり、万全の状態で試合に臨むことができています。
僕はマクドネルのように極端に体重を落とし、計量後から10kg以上戻す方法はいかがなものかと思っています。選手の体調面もそうですが、試合当日に両選手の体重差が開きすぎるからです。今回も6kg差があるので2階級差があります。階級別スポーツの意味がないと思いますしパワーの差による怪我が心配です。そして大幅な減量は減量失敗のリスクもあり試合が成り立たなくなることも考えられます。試合体重は前日計量からプラス10%までとかルールを決めておかないと、こういったことが起こってくるのではないかと思っています。