遠隔ヒーリングがなぜ起こるのかを科学的に説明できないだろうか?と考えていたところ、「そうだ!遠隔ヒーリングと祈りは仲間なんだから、祈りの実験の説明すればわかってもらえるんじゃないか」と閃きましたので、有名な祈りの実験を借りて遠隔ヒーリングを説明していきたいと思います。
祈りの実験にはいくつかありますが、もっとも有名な実験は、元カリフォルニア大学の心臓学の権威ランドルフ・ビルド教授が行なったものではないでしょうか。
ビルド教授の実験は、心臓病集中治療室に入院している患者393人を、「祈りを受けるグループ192人」と「祈りを受けないグループ201人」に振り分けました。
患者の振り分けはコンピュータによって無作為に行われ、患者、医者、看護師は、誰が祈られているか全く知らされていない状態で実験が行われました。
一方、祈る側の人たちはアメリカ全土の教会(宗教家や牧師等)から患者一人につき5〜7人募集され、患者の名前と病状を教え毎日祈るようにお願いしました。祈り方については自由に行なっていいそうです。
この祈りを毎日10ヶ月間行うと驚きの結果が待っていました。
祈りを受けるグループ(A群)と祈りを受けないグループ(B群)には明確な違いが現れたのです。
1、抗生物質を必要とした人は、A群はB群に比べて5分の1。
2、肺気腫になった人は、A群はB群に比べて3分の1。
3、喉に人口気道を確保する気管内挿管を必要とする人は、A群にはおらず、B群では12人が人口気道を必要でした。
4、A群では死亡した人が少なかった。
この結果から祈りには十分に効果があることが証明されました。
さらに、この実験では祈りには距離が関係ないこともわかったのです。何マイル離れていようと、祈った人の祈りが患者の病気に効くことが判明しました。
この実験の他にも植物に対して行われたものもあります。
オレゴン州のセーラムにある研究機関スピンドリフトが行なったもので、ライ麦の種子を2つに分けて一方を発芽するように祈り、もう一方を祈らずに発芽率を調べる実験です。
こちらの実験も人と同様に効果が見られ、祈った側の方が圧倒的に発芽率が高かったということでした。しかも何度やっても同様の結果を確認されています。
さらに、祈る時間を2倍に増やすと発芽率も比例するように高くなります。
このことから祈りには人だけでなく植物にもしっかり届き効果を与えることができるとわかりました。
有名な祈りの実験から、患者と植物に効果があることがわかりましたが、遠隔ヒーリングはどうでしょうか。
遠隔ヒーリングは基本的には祈りと同様と考えて頂いて構いません。といいますか、祈りを病気の治癒に特化させたものだと捉えて頂いた方がいいかもしれません。
遠隔ヒーリングに必要な情報は氏名と症状で、住所や年齢、生年月日等は必要ありません。ペットの場合は別途写真が必要です。
遠隔ヒーリングのやり方は企業秘密というか文章だけでは説明しにくいですが、ビルド教授の祈りの実験で行われた方法とだいたい一緒だと思います。病気の人に対してその病気が治癒するように祈るというカタチがベースになると思います。
現代ではまだまだ遠隔ヒーリングの実験が行われておらず(もしくは知られておらず)アヤシイものとして捉えられていますが、祈りと同様にしっかりと病気に対して効果を出すことができていますので、これからも続けて近いうちに世に有用性を認めてもらいたいと考えています。