スピリチュアリズムに触れると、人生は修行という言葉と出会います。
この物質界は霊界に比べ厳しい世界であること、そして魂は輪廻して何度も生まれ変わり成長していくことから、そう言われているのだそうです。
僕の考えでは、人生は修行であるというのは半分正解で半分間違っています。
確かに厳しい世界で、ブッダのいうように苦しみがベースにあるような気がしますが、僕は修行というよりも経験する場と捉えています。
地球でしか味わうことができないことを、経験しにきているのです。
物質世界でしか味わえないことを、経験しにきているのです。
物質世界では霊的世界よりキツい経験をします。このキツい経験がおそらく、キツいが故に修行と捉えられてしまっているのではないでしょうか。
キツい経験が多いから人生は修行の場だと解釈されてしまっているのだと思いますが、そのような経験は一部であって全部ではありません。様々な経験のうちの一部なのです。
人生が大変だと思う方は一度人生は修行だという考えを手放して、地球という惑星で体を使って、生命を堪能しているのだと考え直してみると良いです。それもただ生きているだけではなく、人それぞれ魂のテーマがあると思ってみるのです。
そうすることによって、良い具合に肩の力が抜け、不必要に背負い込んでいたキツい経験を手放すことができるでしょう。